全米OP18位の松山 ダブルボギーが優勝スピースとの“決定差”

公開日: 更新日:

 全米オープンゴルフは、劇的な幕切れだった。

 最終組から1組前のジョーダン・スピース(21=米国)が、17番パー3で手痛い3パットのダブルボギーをたたくも、最終18番パー5は2オンに成功。2パットバーディーとして通算5アンダーの単独トップで先にホールアウトした。

 ただ、最終組は1打差で追う米ツアー屈指の飛ばし屋で、9勝の実力者ダスティン・ジョンソン(30=米国)。18番はドライバーで353ヤードも飛ばして、残り距離は249ヤード。それをアイアンでピン上5メートルのイーグルチャンスにつけた。入れたら逆転でメジャー初優勝だったが、下りのラインはボールが止まらずにカップを1.5メートルオーバー。誰もが返しのバーディーパットは楽勝、翌日にスピースとの18ホールのプレーオフになると思われた。

 ところが、ボールはカップをかすりもせずに3パットパー。これでスピースは2002年のタイガー・ウッズ以来13年ぶり史上6人目のマスターズ、全米オープンのメジャー連勝を史上最年少で達成した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち