無計画でドンブリ勘定…「新国立」はバブルのハコモノと化す

公開日: 更新日:

「五輪といえば何でも許されるとタカをくくっているんでしょう。しかし、そうは問屋が卸さない。昔の東京五輪の時と違って、今は国民のチェックも厳しいですからね。汚職のにおいもプンプンしますよ。これだけの巨費が動いた上に政治家が関わっているのだから、そこに利権がないわけがない。それは国民も薄々気付いています。誰が儲けているのか? 建設会社は? その会社から誰にいくらくらいのお金が振り込まれている? そういったことを国民は知りたい。五輪だ何だとワイワイ騒いでいるのは一部の政治家や建設会社、落ち目のテレビ局くらいですよ」

 IOC調整委のコーツ委員は東京五輪の準備について、「この1年で非常に大きな進歩を遂げた」と満足げに話したが、実態はバブル時代に逆行したかのようなハコモノありき。東京五輪は日本の新たな「恥」となる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑