イチロー窮地…田沢にも力負けで「33打席連続無安打」に

公開日: 更新日:

 マーリンズ・イチロー(41)が7日(日本時間8日)のレッドソックス戦に途中出場し、3打数無安打2三振。これで連続打席無安打は「33」に伸びた。

 一塁手ベーカーが左わき腹を痛めて二回の守備から起用されながら、チャンスを生かせなかった。四回の第1打席は相手の先発左腕マイリーの真ん中低めの直球にバットが出ずに見逃し三振。2死二、三塁の好機で迎えた六回はカウント1-2と追い込まれ、最後は150キロの直球に反応できずに2打席連続の見逃し三振に倒れた。自身への不甲斐なさからか、日頃はポーカーフェースを崩さないイチローがベンチに引き揚げる際には渋い表情を見せた。

 八回には田沢との日本人対決が実現。過去、8打数1安打と相性の悪い右腕の152キロの直球をファウルにするなど、意地を見せたが結局は力負け。150キロのストレートを捉えきれずに力のない二ゴロに打ち取られた。

 絶不調に陥ったイチローがジェニングズ監督の信頼を損ねたのは明らか。この日は本来ならイチローが守るはずの左翼に一塁が本職のモースを起用したほどだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い