早実の怪物1年生・清宮に「負けたら即コンバート」構想

公開日: 更新日:

 背番号「3」の夏が東京で一番遅く幕を開けた。

 早実(西東京)の怪物1年生・清宮幸太郎の夏デビュー戦。高校野球西東京大会3回戦は早実が東大和南に8-4で勝利。本塁打は出なかったが3打数1安打1打点2四球で勝利に貢献した。

 入学後3カ月ですでに13本塁打を放つスラッガーを目当てに、八王子市民球場には大勢の報道陣が集まった。

 16日の中止後、和泉実監督(53)は「天気はどうにもならない。これだけ長く延ばされるのはボク自身(経験が)ないが、ずっと待った中でやるより、仕切り直してやる方が切り替えられる」と話していたが、報道陣はヒートアップしたままで、中止となった16日も押し寄せた報道陣は、民放全局のテレビクルーを含む80人。スポーツ紙は複数態勢で巨人OBで評論家の篠塚氏も訪れる熱の入れようだった。

 プロ野球の球宴と重なったものの、某スポーツ紙記者は、「1面は球宴の大谷翔平日本ハム)より早実の清宮でいくと言われていたんですが……」と清宮本人以上に残念がっていたほどである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝