早実の怪物1年生・清宮に「負けたら即コンバート」構想

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■プロ入り後苦労しないために

 入学以来、「3番・一塁」が定位置。春は背番号「19」だったが、夏は正一塁手を意味する「3」をゲットした。ただ、夏が終わり、現在の3年生が抜けた後には「守備位置をコンバートする可能性が高い」と早実OBがこう言った。

「入学前から『将来の夢はメジャーリーガー』と公言。メジャーは先の話でも、和泉監督はプロ入りを前提として守備位置を三塁か外野へ転向させる意向があるんです。プロの一塁は主に外国人選手の定位置だから、一塁しか守れないと苦労するからです。5月の新潟・上越の招待親善試合で三塁を守るなど、すでにテストは行っている。世界一になったリトルリーグ時代は剛速球投手としても名を売った。本人も肩には相当自信を持っていてハンドリングも柔らかい。3年生が抜けた今秋の大会から、高校時代の松井秀喜のように背番号『5』で『4番・三塁』になっているでしょう」

 まだ1年生ということもあり、和泉監督は今夏は主に一塁で打撃に専念させる構え。夏が終わった瞬間、怪物ルーキーは「ホットコーナー」を守ることになる。

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