プロ野球関係者も絶賛 早実のスーパー1年生「清宮Jr.」伝説

公開日: 更新日:

 9日の春季東京大会駒大高戦で決勝打を放ち、高校デビュー戦を飾った早稲田実業の清宮幸太郎(1年)。ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の清宮克幸監督を父に持つサラブレッドは何から何まで規格外だ。

■ジャパニーズ・ベーブ・ルース

 清宮が硬式野球を始めたのは小学校4年の時。06年夏の甲子園、駒大苫小牧と早実の決勝再試合を見て、将来のプロ野球選手を夢見た。強豪の北砂リトルに見学に行くと、関係者から「これまで軟式はやっていたんだよね? ちょっと打ってみようか」と言われ、バッターボックスへ。初めての硬式球にもかかわらず、大人の打撃投手からいきなりホームランをかっ飛ばした。それから3年後に北砂リトルは米国の世界大会で優勝。清宮は大会最長94メートルのホームランを放ち、現地の解説者から「ジャパニーズ・ベーブ・ルース!」と呼ばれた。

■パワー

 中1で183センチ、93キロだった体格は現在184センチ、97キロ、足のサイズは31センチという巨漢だ。中学時代にスイングスピードを計測したら大学生の水準以上の数値を記録した。セカンドライナーと思われた打球がそのままスタンドインしたこともある。リトル通算132本塁打。自宅に帰ると地下の練習場で1.5キロのマスコットバットを使って300回の素振りが日課だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ