8強早実の足引っ張る投手力不足…清宮「打率7割」でも不安

公開日: 更新日:

 早実(西東京)が怪物1年生・清宮幸太郎の大活躍でヒヤヒヤ8強を決めた。

 20日の5回戦、都日野戦に「3番・一塁」でスタメン出場。5―1の八回に5失点で逆転されたが、その裏に同点に追いつき、なおも1死一、二塁。この好機で清宮が中越え勝ち越し二塁打を放った。4打数4安打3打点。9-8のサヨナラ勝ちに大きく貢献した。

 初戦の3回戦は3打数1安打1打点。4回戦は3打数2安打3打点。今夏は3試合で10打数7安打7打点。打率は何と打率7割である。まるで人気野球漫画「ドカベン」の山田太郎のように打ちまくり、名門校を引っ張っている。

 雨で2試合連続順延となった影響で、初戦の3回戦から5日間で4試合のハードな日程。辛くもベスト8入りは決めたものの、ここまでの3試合全て都立勢との対戦。にもかかわらず、3年生エースの松本はすでにアップアップ。3試合で4、5、8失点。早い段階の都立校相手に早実投手陣は1試合平均5.67点も取られているのだ。今春に和泉監督は「うちは投手がいないから」と嘆いていた課題はそのまま。ある早実OBはこう語っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動