県大会敗退後すぐ予備校へ…中日・藤井が語る高校球児時代

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 愛知県豊橋市出身の中日の藤井淳志(34)は、地元有数の県立進学校・豊橋東に進んだ。

「毎日授業が午後3、4時まであってそれから練習。専用グラウンドもナイター設備もないから時間は限られます。ティー打撃用のボールは、壊れてもテープでグルグル巻いて補修しながら大事に使っていました。できる範囲で頑張ったので、強豪校の選手のように、つらかったとか、地獄だったとかいうのはなくて、高校野球は楽しかった印象です」

 遊撃手兼投手で4番。2年秋に愛知県で16強入りしたが、最後の3年夏は3回戦で敗退した。

「ベスト16といっても、そこから対戦する中京(大中京)、(愛工大)名電、東邦、享栄とか、強豪私立との差は歴然。みんなモノが違うと思いました」

 ここから多くの高校生と同じように受験勉強が始まった。

「大学のことは何にも知らなかった」と言う藤井は父から「野球を続けたいなら私立じゃなくて国立だ」と進言されたことがきっかけで「何としても勉強で国立大学に入って野球を続けたいと思うようになったんです」と言う。

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