去就注目の原監督に仰天人事プラン 続投なら宮本慎也氏招聘

公開日: 更新日:

 リーグ4連覇が潰えかける巨人は29日、朝から原監督(57)の周辺が騒がしかった。新幹線で甲子園から帰京する際に報道陣に対応した指揮官がその後に“雲隠れ”。通常、降車するはずの駅に姿を見せず、「すわっ、球団首脳と極秘会談か」と報道陣の多くが東京・大手町の読売本社に駆け付けたものの、結局、所在がつかめなかったのだ。

 原監督は今季が2年契約の2年目。その去就については、白石オーナーが「後半戦の戦いをしっかり見た上で判断する」としているにもかかわらず、スポーツ紙には〈V逸なら解任も〉などと進退報道が出始めた。現時点で球団が続投要請を行っていないのは事実で、その動向を探ろうと目の色を変えるスポーツマスコミはCSを前にすっかり、「ストーブリーグ突入」の様相である。

「原監督は今季が監督通算12年目。優勝した昨年も最初から最後まで得点力不足に苦しみ、2年連続で貧打という課題を解消できなかったのは事実です。原監督の長期政権による弊害を指摘する声が球団内にあるのも確か。ただ、巨人の監督は最終的に球団の最高顧問でもある渡辺読売グループ会長の考えがすべてです。後任には今後もOBの江川(卓)さんや川相ヘッドコーチらさまざまな名前が取り沙汰されるのでしょうが、今の段階では“ドンのみぞ知る”ですよ」(球界関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    侍Jと大谷翔平がWBCで直面するMLBからの嫌がらせ…過去何度も味わった手段選ばぬヤリ口に要警戒

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲