去就注目の原監督に仰天人事プラン 続投なら宮本慎也氏招聘

公開日: 更新日:

ヤクルト真中監督は長期政権も

 逆に言えば、原監督の続投の可能性もあるわけだが、そんな中、巨人ナインと一部チーム関係者の間でにわかに注目を集める球界OBがいる。優勝目前のヤクルトで長くチームリーダーを務めた宮本慎也氏(44)だ。

「仮に原監督が続投となった場合、来季のヘッドコーチに宮本を招聘するという話がチーム内を駆け巡っているのです。ヤクルト一筋の宮本と原監督には直接的な接点はありませんが、実は宮本の現役時代から2人は親しい間柄。11年オフの自主トレで坂本が当時はまだヤクルトの主力だった宮本に弟子入りしたのも、原監督が頼んだものでした。守備の名手で2000安打も達成した宮本の技術や野球理論はもちろん、自分にも他人にも厳しく、嫌われることを厭わない性格などを高く評価しているのは事実。世代交代を迫られる来季の巨人を考えた場合、うってつけの人材であることは間違いないでしょう」(チーム関係者)

 宮本氏は誰もが認めるヤクルトの幹部候補生だが、就任1年目で最高の結果を出した同学年の真中監督が長期政権への足掛かりを築いた。ヤクルトでの宮本氏の出番はもう少し先になりそうだという事情もある。

 原監督の去就次第ではそんな仰天人事が現実になる可能性が出てきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  1. 6

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 9

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 2

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  5. 5

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー

  1. 6

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  2. 7

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  3. 8

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  4. 9

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  5. 10

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪