マネジャーが見たヤクルト真中監督は“気遣い”の人だった

公開日: 更新日:

 就任1年目の真中監督を支え続けた丸山泰嗣監督付マネジャー(一軍総務補佐)が指揮官の素顔を語る。

 ◇ ◇ ◇ 

 真中監督には僕が08年に二軍マネジャーになった時から、何かと気にかけていただいています。一軍監督になった今も食事の席で「どんどん飲めよ」と監督自ら酒をついでくださることも。

 キャンプで監督の送り迎えをする車を運転中に急ブレーキをかけ、ウトウトとしている監督を起こしてしまったこともあります。「しまった」と思ってすぐに謝罪しましたが、その後、「車で寝ると、タイジにブレーキで起こされるんだよ」と周囲に言って笑いにしてくれました。僕が気にしないようにしてくれたのだと思います。

 昨秋キャンプ、監督としての「初采配」となった四国IL・愛媛との練習試合で初勝利を挙げると、ウイニングボールをプレゼントしてくれました。「こんな大事なものをいただいていいんですか?」と恐縮していると、「いいんだよ。これからいっぱい勝つから」と。家に大事に飾っています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ