マネジャーが見たヤクルト真中監督は“気遣い”の人だった

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 就任1年目の真中監督を支え続けた丸山泰嗣監督付マネジャー(一軍総務補佐)が指揮官の素顔を語る。

 ◇ ◇ ◇ 

 真中監督には僕が08年に二軍マネジャーになった時から、何かと気にかけていただいています。一軍監督になった今も食事の席で「どんどん飲めよ」と監督自ら酒をついでくださることも。

 キャンプで監督の送り迎えをする車を運転中に急ブレーキをかけ、ウトウトとしている監督を起こしてしまったこともあります。「しまった」と思ってすぐに謝罪しましたが、その後、「車で寝ると、タイジにブレーキで起こされるんだよ」と周囲に言って笑いにしてくれました。僕が気にしないようにしてくれたのだと思います。

 昨秋キャンプ、監督としての「初采配」となった四国IL・愛媛との練習試合で初勝利を挙げると、ウイニングボールをプレゼントしてくれました。「こんな大事なものをいただいていいんですか?」と恐縮していると、「いいんだよ。これからいっぱい勝つから」と。家に大事に飾っています。

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