単年契約でお買い得 ヤクルト守護神バーネットが狙われる

公開日: 更新日:

「虎視眈々ですよ」と話すのは、あるパ球団の編成担当。ヤクルトの守護神・バーネット(31)の去就を他球団が注視しているという。

 今季、40セーブを挙げている助っ人守護神は、セーブ王争いでもトップの呉昇桓(阪神)に1差でタイトル獲得も視野に入れている。150キロ超のストレートに加え、切れ味鋭いカットボールを武器に、イニングまたぎも辞さないタフさで2年連続最下位のヤクルトを優勝目前まで押し上げる大活躍を見せている。

 それだけに年俸は大幅増が確実。単年契約のバーネットの今季年俸は155万ドル(約1億8000万円)で「代理人側とすれば今オフが一番の売り時だろう」と、前出の編成担当が続ける。

「複数の球団がリリーフ投手の補強を検討している。巨人もそうでしょう。昨季までの3連覇に貢献したセットアッパーのマシソンが28ホールドを挙げつつも8敗と低迷。大事な場面で痛打を浴びるなど衰えを見せ始めている。阪神も興味津々。守護神の呉昇桓が今季で2年契約が切れる。昨季は39セーブでセーブ王のタイトルを獲得し、今季も41セーブ。2年連続の活躍でメジャーも獲得調査に乗り出しており、年俸3億円(推定)から来季は5億円前後の攻防になるだけに、条件が折り合わない場合は退団もあるようだ。バーネットは呉と同程度の活躍が期待できる上に、呉よりも安い3億~3億5000万円程度で獲得できると踏んでいるみたいだね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    星野監督1年目…周囲から浮いても関係ない「今岡は変わった」と思わせたくてアップから全力だった

  3. 3

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  4. 4

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 5

    【新連載】星野監督は講演会でいきなり「おまえはクソ生意気らしいから野村さんと全然あかんかったんやろ!」

  1. 6

    巨人捕手戦争の行方に異変あり…他球団スコアラー指摘「甲斐は絶対的な存在じゃない」「固定ならむしろラッキー」

  2. 7

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  3. 8

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    巨人の50億円助っ人マルティネス 真面目でお人よしなだけに深刻な「2つの重圧」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  4. 4

    橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

  5. 5

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  3. 8

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  4. 9

    石丸伸二陣営に都知事選での公選法違反疑惑…矢面に立たされた渦中の「T氏」の正体と釈明

  5. 10

    橋本環奈「おむすび」浮上の足を引っ張るギャル衣装のダサさ…「カムカム」「ばけばけ」も逆風に