ミラン本田「爆弾発言」の余波 シリア戦前の代表に微妙な空気

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 日本時間8日午後10時開始のW杯アジア2次予選シリア戦の前日7日、日本代表は開催地オマーン・マスカットで約1時間半の練習を行った。

 FIFA世界ランク123位のシリアだが、予選E組で3戦全勝(得点13、失点0)で首位をキープ。2勝1分け(得点9、失点O)の日本(同55位)にとって難敵である。シリアのイブラヒム監督は、7日の公式会見で「日本のことはよく知っている。(直接対決に勝てば)勝ち点6の価値がある」とヤル気満々。

 日本代表はケガ人もなく、FW岡崎、MFの本田、香川、DF吉田ら欧州組を中心にベストメンバーで臨むが、不安材料もある。「本田の爆弾発言の余波です」(サッカージャーナリスト)

 4日にミランはナポリに0―4で完敗。試合後に本田がクラブ幹部、監督、イタリアのメディアやサポーターに対しても徹底批判を行い物議を醸しいてる。イタリアでは年明け1月にミランから放出決定とも報じられた。

 当然、この件について取材陣は本田のコメントを取りたいが、練習後に本田が話をしている最中に取材陣が『ミランの……』と言った途端、日本サッカー協会職員が囲み取材を打ち切った。

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