痛めた首は軽傷強調も 内村航平を猛追する強力ライバルたち

公開日: 更新日:

 日本のエースが万全の状態をアピールした。

 前日の男子予選のゆかで頭から落下して首を痛めた内村航平(26)。26日(現地時間)には会場練習を行い「今まで何度も頭をぶつけているし、問題ないです。大丈夫です」と軽症を強調した。

 心配された脳しんとうなどの症状はなく、28日の団体総合決勝には全6種目に出場する見込み。

 6連覇を目指す個人総合決勝(30日)に向けて不安はなさそうだが、悠長に構えていられない。この日はライバルのオレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)が登場。6種目合計90.131点で首位の内村(90.564点)と、わずか0.433差で2位につけた。今年の欧州選手権を制したベルニアエフはゆかで2度のラインオーバー(0.1点減点)のミスがあったものの、他の5種目では完璧に近い演技を披露。決勝では技の精度をさらに上げてくるのは必至なだけに、内村にはノーミスの演技が求められる。

 海外のライバルから「モンスター」と恐れられる王者が決勝では追いつめられそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動