石川遼が15歳の弟をキャディー起用 プロの心中は…?

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【カシオワールドオープン】

 キャディーは弟で十分ということなのだろう。

 ホストプロの石川遼(24)が今大会、15歳の弟をキャディーに起用した。

「ボクのプレーを見る機会がない。見て学んで欲しい」(石川)

 石川は2012年マスターズでも、弟にパー3コンテストでキャディーを任せたことはあるが、あくまでもお遊び。ツアーでは初めてのことだ。

 キャディーは試合中、唯一、選手にアドバイスすることが許されている。残り距離やグリーンの傾斜を教え、ラインを読み、選手を勝利に導くことが求められる。そのために日々研究を積み、努力を重ね、報酬をもらっている。

 経験がモノをいう仕事なのである。だからこそプロたちは大金を払って、優秀なプロキャディーを雇っているのだ。石川が、弟とはいえ、素人にバッグを担がせたのは、日本には頼りになるプロキャディーがいないということを暗にほのめかしているのかもしれない。

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