黒田が契約更改 「広島での優勝」にこだわり現役続行決意

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 地元マスコミ関係者は、「律義で義理堅い黒田のこと。やめるにやめられなかった部分もあったのでは」と、こう語る。

「黒田効果で大フィーバーが巻き起こり、来年こそ、とファンの期待が膨らむ一方、エースの前田が入札制度でメジャー移籍する。来季は苦戦を強いられるのは誰もが想像する。そんな状況で引退すれば、熱狂的な広島ファンが黙っちゃいない。署名活動は大げさかもしれないが、大騒ぎになってもおかしくなかった」

 自身の“心残り”もあったに違いない。黒田はこの日、「優勝したかった。そういう意味で無力感がある」と言った。

 ドジャース時代の08、09年に地区優勝を経験しているが、ワールドシリーズ制覇の頂点には一度も立っていない。日本でも上宮高、専大、広島時代を通じて優勝したのは、専大時代の2部優勝だけだ。

 黒田の専大時代の恩師である望月教治元専大監督は以前、日刊ゲンダイのインタビューで、「(広島復帰は)『男気』という声もありますけど、彼は広島で優勝したいと思ったんじゃないか。優勝という2文字がついてこないと、野球をやり切ったというふうにはならないんじゃないか」と言っていた。

 黒田は「年齢から言うと来年で41歳。プレッシャーもあるが、やらないといけない」と、決意を新たにした。

 周囲の絶大な期待を背負って臨む来季は、今季以上に心身に負担がかかる。優勝のラストチャンスになる。

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