トロント前GMドジャースへ マエケンに続き川崎の加入浮上

公開日: 更新日:

 ドジャースと契約合意に達したと米メディアが一斉に報じた広島前田健太(27)。現地時間12月31日(日本時間1日)に一報が伝えられたが、この日もドジャースからは依然として正式発表がないままだ。

 そのドジャースに新たな日本人選手獲得の可能性が浮上した。複数の米メディアが5日(日本時間6日)に伝えたところによれば、ドジャースはブルージェイズでGMを務めたアレックス・アンソポロス氏をフロントに招聘したという。ドジャースではスカウティングやマイナーの若手選手の育成を任されると見られる。

 アンソポロス氏はブルージェイズのGMだった13年に川崎をマイナー契約で獲得した。主力内野手に故障者が出れば、川崎をメジャーに昇格させて積極的に起用してきた。同氏は堅実なプレーに加えて、チームの盛り上げ役でもあった川崎を高く評価していた。

 川崎は昨季終了後、ブルージェイズをFAとなり、依然として今季の所属先は決まっていない。二遊間を守れてチームのムードメーカーとして期待できるだけに、かつての上司の引きもあって川崎がドジャースと契約すると見られているのだ。

 メジャーでは日本人選手をセットで獲得するケースは珍しくない。日本語が話せる同僚がいれば、お互いにとってプラスになるからだ。

 前田にとって渡米5年目の川崎が心強い存在になるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった