マエケンに激辛評価 合意報道のドジャースも“キズ物”扱い

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「日本のサイ・ヤング賞右腕」も蓋を開けてみれば低評価だった。

 広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた前田健太(27)が1日(日本時間2日)、ドジャースと合意したと複数の米メディアが伝えた。スポーツ専門チャンネル「ESPN」(電子版)などによれば基本給は年平均300万ドル(約3億6000万円)。最高1000万ドル(約12億円)の出来高が付いているそうだが、年俸300万ドルは昨季のメジャー平均年俸381万8923ドル(約4億6000万円)をはるかに下回る金額だ。多くの米メディアは「メジャーで1試合も投げていない投手と8年契約を交わすのは異例」などと、8年の長期契約に注目しているが、ドジャースは前田を平均以下の投手としか評価していないのだろう。前田を最も買っているはずのドジャースですらその程度だから、他球団の評価も推して知るべしだ。

 メジャーのスカウトの間では、かねて前田の評価は芳しくなかった。特に13、14年と右肩痛、左太もも裏痛と相次いで故障して以降、評価を下げたスカウトは少なくなかったという。

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