他球団007ニンマリ…調子上向きG4番候補ギャレット“丸裸”

公開日: 更新日:

 メジャー通算122発の助っ人が実力の片鱗を見せた。11日、巨人の宮崎キャンプは第3クールに入り、初めて行われたシート打撃で新外国人のギャレット・ジョーンズ(34=左投げ左打ち)が本塁打を放った。

「苦手」とされる左腕・公文の、甘く入ったスライダーを見逃さなかった。バットにうまく乗せた打球はポールを巻いて右翼席で弾んだ。高橋監督は「飛ぶね。向こう(メジャー)では左投手の時は出場機会がなかったと聞いているけど、数多く打席に立てば関係なくなるんじゃない?」と上機嫌。内田打撃コーチも「キレるかなと思ったらフェードで戻ってきた。いい打ち方してるんだよ」と興奮気味だった。

 他球団の偵察隊は巨人の首脳陣以上に喜んだ。セ・リーグのあるスコアラーがこう言った。

「さすがに当たれば飛びますね。4番候補だし、今季の巨人の生命線。もちろん警戒してますよ。ただ、今の時期はどんどん打ってもらって、得意なコースや球種、どれくらいの確率で打ち返せるのかを見せて欲しい。どこが打てないかは、対外試合が始まってからでいい。オープン戦で『データを取りたいから打たせてくれ』と自分のチームの投手に頼んでも、アピールしたい若手は嫌がるんです。2年前のアンダーソンには、まんまとやられましたからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後