初ブルペンをナイン絶賛 巨人菅野の豹変に「原退任」効果

公開日: 更新日:

 ガンガン投げ込んだ。巨人菅野智之(26)が2日、宮崎春季キャンプで初めてブルペン入りし、捕手の相川相手に63球。直球の伸び、キレ、スライダーの鋭い曲がりを目の当たりにしたベテランの相川が、「去年とは球の質が変わった。別世界に行きそうな感じ。ボクが知っている菅野の球じゃない」と目を見開くデキだった。

 本人は、「最初にしては良かった。(現時点の状態は)4年間で一番いい。調子に乗ってペースを上げたら水の泡。ペースを保ちながらやっていきたい」と涼しい顔だったが、見守った高橋由伸監督(40)も珍しく興奮気味にこう言った。

「凄い球を投げてたね。ビックリした。いい意味で心配になる仕上がり。開幕投手? 普通にいけばそうなる。まだ決めてないけど、本人もそのつもりでしょう」

 慎重な指揮官が3年連続の開幕投手に言及するほどだった。

 これまでのキャンプはどちらかといえばスロースターター。その豹変ぶりに目を白黒させた某関係者は、「原監督退任効果でしょう」と言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に