巨人ギャレット「マイペース調整」で見えた“別格”の片鱗

公開日: 更新日:

 前日の練習を発熱による体調不良で休んだギャレット・ジョーンズ(34=前ヤンキース)が4日、復帰。午前中は一塁で初めて投内連係、バントシフト、牽制の練習を行い、コーチ陣とコミュニケーションを取りながら、巨人の内野守備の連係を確認した。

 午後のフリー打撃では、相変わらず4番の有力候補らしからぬ、低くて速い打球を連発。ネット裏で視察する他球団のスコアラーを「長距離打者なのに、あまり打球が上がりませんね。あれは意識して低く打っている。まだ軽く流している感じだから、全然参考になりません」と嘆かせた。

 3日目には熱が出たと練習をパス。この日の打撃練習もバットを合わせるだけで、完全にマイペース調整なのだ。

 先月末の入団会見では堤GMから「実戦から力を出してくれればいいと言ってある」と言われている。この日、第1クールを総括した高橋由伸監督(40)も、ギャレットとクルーズの新外国人については「この環境に慣れてもらって、実戦が始まるまでは自分のペースでやってもらう。本人に任せようと思う」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情