初日首位の宮里藍 “強気パット”が悲願メジャーVへのカギ

公開日: 更新日:

【ANAインスピレーション】

 宮里藍(30)が悲願のメジャータイトルに向けて好スタートを切った。

 前週の起亜クラシックでは3年ぶりの初日首位発進から、3年ぶりにトップ3と復調の兆しを見せたが、その時の好調なゴルフをキープしている。

 初日は出だし1番で1メートルを入れてバーディーを奪うと、2番パー5はグリーン上のマウンドを利用して3打目を2メートルに寄せて連続バーディー。

 5番では10メートル以上のロングパットをねじ込むと、6番は下り3メートルを決めてこの日2度目の連続バーディーと読みもタッチも完璧だ。

 前半を4アンダーでターンすると、後半は手堅くパーセーブを続け、上がり18番パー5で5つ目のバーディーを放り込んでホールアウト。第1ラウンドはボギーなしのプレーで、この時点で単独トップに立った。

 ドライバー平均飛距離250.86ヤード(ランク105位)と飛ばない宮里にとって、タフな設定のメジャーでスコアを伸ばすにはパットが重要なカギを握る。3シーズンも勝利から遠ざかり、長く不振にあえいだのもパットが原因だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因