日ハム大谷また勝てず…悪い“投球テンポ”に野手ヘトヘト

公開日: 更新日:

 これじゃあ野手だってたまらない。

 17日、日本ハム大谷翔平(21)が先発するも、またもや勝ち負けつかず。ロッテ打線を8回2失点に抑えながら打線の援護に恵まれず、開幕4試合で防御率1・86ながら0勝2敗だ。

 だがしかし、ここで打てない野手を責めるのはお門違い。大谷に援護点がないのは、自身の投球と無関係ではない。

 大谷はとにかく立ち上がりが悪い。この日も初回2死から四球を与え、二回にはロッテに先制点を献上した。投手有利のカウントからボール球を連発、あるいはボール先行でストライクを取りにいった甘い球を狙われている。これまでも4試合中、3試合で先制点を取られている。

 評論家の山崎裕之氏は「野手が打てないのも無理はありませんよ」と、こう続ける。

「守備についている野手は投手が投げる1球1球に神経を集中させている。ファウルで粘られるならともかく、テンポが悪い投手だと野手も精神的に参ってしまいます。当然、打撃にも影響する。私も現役時代、二塁守備につきながら、『相手打者のタイミングが合ってない。ここは3球勝負でいいだろう』と思っている場面でボール球を連発され、ガックリしたことが何度もある。守備時間が長くなれば、体の方も疲れますからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮