日ハム大谷また勝てず…悪い“投球テンポ”に野手ヘトヘト

公開日: 更新日:

 試合後の大谷は「テンポが悪かった」と反省しきりだったが、打ってくれない打線については「打てる時もあれば、打てない時もある」と話した。打てないのが自分のテンポの悪さだと気付いているのかどうか……。

「試合のリズムは投手がつくるものです。過去にノーヒットノーランや完全試合を記録した投手は、決まって投球テンポが良かった。だからこそ、打線の援護もあって大記録を達成できた」(前出の山崎氏)

 大谷は投球テンポの悪さを自覚している。できれば修正したいと思っているに決まっている。しかし、プレーボール直後からストライクを先行させ、狙ったコースに投げ切るだけの制球力がまだない。要は技術的に未熟なのだ。

 このままでは160キロの直球も宝の持ち腐れ。オフに肉体改造を敢行した大谷だが、課題はまだありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」