ラスト調整は6回零封 ダル“試運転”終えメジャー復帰へ

公開日: 更新日:

 メジャー復帰に不安はなさそうだ。

 右肘のトミー・ジョン(腱の修復)手術からの復帰を目指すレンジャーズのダルビッシュ有(29)が22日(日本時間23日)、傘下2Aフリスコの一員としてパドレス傘下のサンアントニオ戦に先発し、6回を3安打無失点、6奪三振、1四球。事前に課された投球イニング、球数(87)ともクリアし、順調な回復ぶりをアピールした。

 5度目のリハビリマウンドは格下相手とはいえ危なげない投球を披露。二回には2死から安打と盗塁で唯一、得点圏に走者を背負ったが、後続を変化球でバットに空を切らせるなど、つけ入る隙を与えなかった。敵地のスピードガンで直球の最速は96マイル(約155キロ)を記録するなど、球威、変化球のキレとも申し分なかった。

 これでダルはマイナー戦に5試合(計20回)を投げ、9安打4失点(自責2)。患部に異常がなければ、予定通り中5日で28日(日本時間29日)のパイレーツ戦でメジャーに復帰する。

 別人のように進化したダルの視界は良好とみてよさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」