代打翌日に3年ぶり欠場 ハム中田翔はプライドがズタズタ

公開日: 更新日:

 この処遇が本人へのカンフル剤になるとは思えない。日本ハムOBもこう言ってクビをひねるのだ。

「中田は実は繊細でナイーブな性格なのです。梨田監督時代になかなか芽が出ず、業を煮やした首脳陣のひとりから『ボチボチ、結果を出さないとクビもあるよ』と言われて、本気でどうしようと悩んだくらい。反骨心をあおられて、なにくそと思うのではなく、むしろホメられてホメられてその気になる、力を発揮するタイプです。そんなことはだれより栗山監督が承知しているはずなんですが……」

 日刊ゲンダイ本紙は5月31日付紙面で「日本ハム 今オフ中田放出」と報じた。4番打者として勝負強さがクローズアップされる半面、チャンスでの凡打も同じくらい多い。年俸2億4000万円の価値はないというのが内部の評価。このまま順調にいけば来季中にも国内FAを取得するし、その前にトレードで他球団に放出するか、あるいは入札制度を利用して本人のメジャー志向をかなえることを検討中とか。わざわざDHを潰し大谷に投げて打たせているのも中田放出の布石。ゆくゆくは大谷にエース兼4番を任せるつもりらしい。チームの活性化、新陳代謝は球団の方針でもあると書いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?