ハム新球場の“目玉”に 大谷メジャー挑戦時期への影響必至

公開日: 更新日:

「北海道にとっていい形を見つけたい」

 竹田球団社長がこう言った。

 24日、日本ハムが札幌ドームに代わる本拠地として計画中の新球場が開閉式屋根付きで、天然芝も視野に入れていることが明らかに。年間約13億円といわれる球場使用料が足かせになったようで、7年後となる23年の開場を目指すらしい。

 天然芝に開閉式の屋根付き球場といえば、いまやメジャーの主流。フロントのあり方も含めたチームづくりの手法が12球団で最もメジャーに近いといわれる日本ハムが、ハード面にも目を向けたということか。それによって影響を受けそうなのが大谷翔平(21)だ。

 プロ入り前からバリバリのメジャー志向。球団も将来のメジャー挑戦を容認することで入団にこぎつけた経緯があるだけに、早ければ3年後にも入札制度を利用するともっぱらだった。

 しかし、せっかく新球場を造っても、最大のスター選手がいないんじゃ、仏作ってなんとやら。地域密着を目指す球団としても「北海道にとっていい形」には間違いなくならない。日本ハムOBもこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝