敵はすでに白旗? ハム大谷が日本でモチベーション失う日

公開日: 更新日:

「1番、ピッチャー大谷」

 スターティングメンバーを告げるアナウンスが流れた瞬間、ヤフオクドームは何とも言えないどよめきに包まれた。

 3日のソフトバンク戦で、日本ハム大谷翔平(21)がプロ野球では前代未聞となる「1番・投手」として出場した。

 さらに観客、両軍ベンチの度肝を抜いたのはプレーボール直後、初回の第1打席だった。先発中田の初球を振り抜くと、打球はアーチを描いて右翼スタンドへ。先頭打者弾で今季10号を飾った。

 その後は大谷の独壇場。投げては8回5安打無失点、10奪三振。打者としても2打数1安打1打点、敬遠を含む3四球と、投打でチームの10連勝に貢献した。

 ヒーローインタビューでは、「(本塁打は)真っすぐを思い切りいこうとしてたんですが、変化球が抜けてきたんで……。(1番打者は)凄くビックリしました」と話した大谷。

 体の負担も2倍の二刀流に挑戦し、誰もが予想しなかった結果を出している。が、それをやすやすと許している他球団の選手には、意地もプライドもないのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?