関係者が歯ぎしり…早実・清宮がU18日本代表に漏れた真相

公開日: 更新日:

■「野手は走力があること」

 しかし、落選の理由は早実の事情だけか。

 今年のU-18の指揮を執る拓大紅陵(千葉)元監督の小枝守監督は選手の選考基準に関して、千葉大会のテレビ解説をしているころから「野手は走力があること」と話していた。水物の打撃より、計算の立つ守備や走塁を優先したいということだろう。

 まして今回、代表に選んだ外野手は2人だけだ。打力を備えた投手を、外野手としても使うつもりだから、選手のポジションは流動的。より、小回りのきく選手が必要になる。

 そこへいくと清宮の走力は並だし、守備は一塁しかできない。代表監督にとっては、使い勝手の悪い選手と言わざるを得ない。

 今年のアジア選手権は、来年のW杯に直結している。3位以内に入らなければ、出場権を得られない。今回は結果を残すことが義務付けられているのだ。

「要は清宮が、日本代表の戦力として何が何でも欠かせない選手ではないと判断された」とは前出のマスコミ関係者。今回はカネ儲けより何より勝利優先。だからこそ清宮は代表から漏れたというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声