抗議が殺到…中日・落合GMのクビは平田&大島の去就次第

公開日: 更新日:

「次期監督の問題もあるけど、あの2人は中日に残るのかね?」

 ある中日OBがこう言う。「2人」とは、今季国内FA権を取得した平田良介(28)と大島洋平(30)のことだ。

 主将を務める平田は、打率.258、13本塁打、68打点と、前年より成績を落としているものの、中軸としてチームを牽引。大島は低迷する打線の中で唯一、打率3割をマークしている。若手が伸び悩むチームのなかで、2人の存在は必要不可欠といえる。

 2人はこれまでの契約更改で何度か揉めている。一昨年は調停の一歩手前までいったし、昨年も大島は一発サインしたものの、平田は一度、保留している。前出OBが言う。

「中日は一度出た金額は何度交渉しても変わらないし、落合GMは昨オフ、交渉の席に出てこなかった。上げてくれといっても意味がないから、折れざるを得なかったというのが本音だろう。大事なのは今年だ。中日は全力で引き留める方針だが、2人については複数球団が獲得に関心を持っているからね。金銭面でしかるべき条件を提示しないと、2人とも出ていってしまう可能性はある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは