早すぎる死 “ミスターラグビー”平尾誠二さんが残した功罪

公開日: 更新日:

 今ではニュージーランド、豪州といった強豪国でも当たり前となった代表チームの外国人選手起用にも積極的だった。97年に日本代表監督に就任すると、代表資格(3年以上居住)を有する外国人選手を招集。主将にも外国人選手を指名する徹底ぶりでチームの底上げを図った。99年のW杯は1次リーグ敗退に終わったものの、「外国人に頼ったチーム編成は良くも悪くも現在の日本代表の礎を築いた」(ラグビー関係者)と一定の評価を得ている。

 早すぎる死は、日本のラグビー界にとって大きな損失に違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"