PSでカーショウを酷使…ドジャース監督は訴えられないか

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 通常、1週間に1回投げるプロ野球の先発投手にしてみれば、想像を絶するフル回転には違いない。メジャーのポストシーズンで投げまくっているドジャースのクレイトン・カーショウ(28)のことだ。

 ナショナルズとの地区シリーズ初戦(7日)に先発後、中3日で11日の第4戦に先発。2勝2敗で迎えた13日の第5戦は抑えとして中1日でマウンドへ。16日のカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦には中2日で先発した。

 ドジャースは昨年、一昨年と選手総年俸がメジャートップ。圧倒的な戦力を武器に今年で4年連続地区優勝したが、過去3年はいずれもリーグ優勝はしていない。今年こそ勝ちたい事情は理解できる。

 エース・カーショウの年俸は3457万ドル(約36億円)。メジャーナンバーワンの高給取りでもあるだけにフル回転は当然とはいえ、ここまでボロ雑巾のように使うことは果たして許されるのか。米国は法律にシビアな契約社会だ。ロバーツ監督が訴えられるなんてことはないのだろうか。

「過去に投手をフル回転させたことで、監督や球団が訴えられた事例は記憶にありません」と、アメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏はこう言った。

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