愛も佳純も出場せず? 卓球新リーグに早くも囁かれる不安

公開日: 更新日:

 対策として、世界ランキングに直結するワールドツアーの日程を考慮した試合編成にするというが、卓球にオフシーズンはない。今年のトップ選手の出場日程を見ても、最大で試合間が空いたのは、リオ五輪期間を除けば28日間。それ以外は18日間のオフが2回あるが、この期間だけリーグ戦へ出場するのは無理がある。

 プロリーグ設立検討準備室の松下浩二室長は「海外に行くのが煩わしいと思っている選手が多い」と話すものの、国際大会出場が減れば世界ランキングにも影響する。現在の五輪日本代表の選考は、シングルスの2人は世界ランク上位2人が選出され、3番目が団体要員となる。世界ランクはW杯や世界選手権、ワールドツアーなどで得るポイントで決まる。1つでも世界ランクを上げたい選手を国内のリーグ戦に出場させるには、シンプルで分かりやすい代表選出方法も変えざるを得ない。

 マラソンのように、物議を醸す選考基準になるのだけは避けてほしいが。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー