原前監督が色気見せ…東京五輪監督は秋山氏と一騎打ちか

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 3月のWBC終了後に侍ジャパン小久保監督の契約が切れる。熊崎コミッショナーは「3月の結果を見た上で、4月以降に(東京)オリンピックの監督人事を含めて議論することになる」と話している。

 ライバルはソフトバンク前監督の秋山幸二氏(54)だ。ソフトバンクの監督時代は6年間でリーグ優勝3度、日本一2回と実績十分。球界関係者がこう言う。

「第1回WBCで侍ジャパンを率い、現在は特別顧問を務めるソフトバンク王球団会長の意向が重要で、愛弟子の秋山氏も有力候補として浮上している。ただ、昨季のソフトバンクは巨大戦力を抱えながらV逸。今年もダメなら、契約最終年の工藤監督は窮地に追い込まれる。秋山氏は古巣再登板の可能性を残しているだけに、タナボタ的に原氏が浮上する。巨人は41歳の高橋由伸政権2年目。松井や阿部といったアラフォー世代がこれから巨人の監督を引き継いでいくとみられ、球団内では『原色』を薄める動きもある。2017年に入り、いよいよ外に目を向け始めたのは間違いありません」

 原前監督は学生たちに「東京五輪が待っている。ここの人が日の丸を背負ってプレーしてもらいたい」とエールを送ったが、2020年は自身も話題の中心に座る気のようだ。

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