イチロー開幕スタメンに追い風 マーリンズ主砲がWBC出場

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 メジャー最年長野手の出場機会が増えるかもしれない。

「4人目の外野手」としてメジャー17年目を迎えるマーリンズ・イチロー(43)。今季も守備固めや代走などの脇役を務めそうだが、ここにきて状況は一変。開幕からしばらくはスタメンで起用される可能性も出てきた。

 チームの主砲で正右翼手のスタントン(27)は24日(日本時間25日)、自身のSNSで3月のWBCの米国代表入りを発表。マーリンズではスタントンの他、中堅イエリッチ(25=米国)、三塁プラド(33=ベネズエラ)と3人のレギュラー野手がWBC代表に名を連ねる。

 内野手のプラドはともかく、外野手2人のWBC出場はイチローにとって追い風となりそう。米外野手2人の故障リスクが高まるからだ。

■早くもオーバーワーク危惧

 中でも14年の本塁打王(37本)でメジャー屈指の長距離砲であるスタントンは大会期間中、相手バッテリーから執拗にマークされるのは必至。過去に2度、死球で骨折しており、WBCでも厳しい内角攻めに遭えば、故障しかねない。

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