大谷の意外な一面も 日ハム宮西尚生が明かす救援の重圧

公開日: 更新日:

 侍ジャパン唯一の変則左腕・宮西尚生(31・日本ハム)。通算523試合登板、232ホールドと経験も実績も豊富だ。ピンチや重要な局面での登板が予想されるだけに、リリーフとしての心構え、さらに代表を辞退した後輩の大谷翔平について聞いた。

――ここまで調整は順調?

「毎年キャンプが1カ月あるのを、半月で仕上げる感覚でやっています。自主トレでそのための準備はしていますが、WBC球に慣れるためには投げないとどうやってつかめるかが分からないので、平気で球数が多くなったりします。実際、ブルペンで座らせて投げるとスライダーが抜けるときもありました」

――リリーフは基本的に、キャンプでは先発ほど投げ込みをしない。

「先発も苦労はあると思いますが、シーズンを通して毎日肩をつくらないといけないので、なるべく投げずに調整してきました。肩は消耗品ですしね。WBCだけなら何とかなりますが、シーズンを戦う体力も残さないといけない。正直、難しいと感じる部分はあります」

――国際大会の短期決戦、リリーフはただでさえプレッシャーがかかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性