初V逃した青木瀬令奈 “スイング改造”をプロはどう見た?

公開日: 更新日:

 昨年7月の大東建託以来、2度目の最終日最終組で首位発進の青木瀬令奈(24)だったが、今回も初優勝に手が届かなかった。

「ショットがあまり良いところにつかなくて、バーディーパットが打てず苦しいプレーになってしまった。空回りしてしまいました。年齢的にも早く結果を出したい」(青木)

 青木は素振りと違い、ボールを打つ際にはトップが高いところに上がっていた。ややもすると変則スイングにも見える。

 ジュニア時代から青木をよく知る田原紘プロがこう言う。

「153センチと小柄で、トップが高いところによく上がっていた。昨年は、どちらかといえばフラットなスイングでフック系のボールが出ていたが、今は絶対に左にはいかせないというスイングです。はたから見てきれいなスイングだから勝てるわけではない。フェード系になれば球が上がりキャリーが正確になり、ランも少ない。セカンドの距離感があってくれば、ジュニア時代からアプローチとパットがうまいだけに、今年は勝てると思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」