横峯さくら 父の協力で飛距離取り戻し2アンダー好発進

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【ANAインスピレーション】

 今大会初日は午後2時過ぎから、突然台風並みの強風が吹き荒れた。

 会場内のスコアボードが倒され、椅子やごみ箱が吹っ飛び、グリーン上のボールは止まらずに競技が中断。その後も風は静まるどころか強まる一方で、午後スタート選手の多くがホールアウトできず荒天のためサスペンドになった。

 ただ午前組はほとんど風のない好コンディション。そのツキを生かしたのが米ツアー参戦3年目の横峯さくら(31)だ。

 あさ7時15分に10番からトップスタート。

 11番パー5は2打目をグリーンそばまで運ぶと、アプローチはピンそば1.5メートル。これを決めてバーディーが先行。

 その後は15ホール続けて手堅くパーセーブ。上がり9番パー5で2つ目のバーディーを決めて2アンダーでホールアウト。

 野村敏京(24)とともに首位と3打差8位タイ(暫定)につけた。

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