開幕回避しDeNA3連戦先陣 巨人・菅野“鬼門”球場の憂鬱

公開日: 更新日:

 巨人のある投手も「狭いし、いつも追い風が吹いている印象で、東京ドームより本塁打になりやすい」と漏らしている。

 エースの菅野は当初、開幕投手を務める予定だったが、WBCに参戦した他球団の先発投手同様、2カード目へ回してもらった。神奈川の東海大相模高出身。高校時代からの勝手知ったる球場でも苦手なものは苦手なのだ。相手の4番・筒香には昨季、打率.333、2本塁打と打たれている。

「菅野にとっても難しい登板です。チームの3連勝の勢いを止めるのは嫌だろうし、天下分け目のWBC準決勝の登板に比べれば重圧はないように見えて、これからは『日本のエース菅野は勝って当たり前』という違ったプレッシャーと戦うことになる。球場うんぬんなんてとても言えない立場ですからね」(門倉氏)

 巨人は昨3日、横浜スタジアムで夜間練習を行った。この日、42歳の誕生日を迎えた高橋由伸監督は「力でねじ伏せないといけない」とエースに注文をつけた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”