開幕回避しDeNA3連戦先陣 巨人・菅野“鬼門”球場の憂鬱

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 巨人のある投手も「狭いし、いつも追い風が吹いている印象で、東京ドームより本塁打になりやすい」と漏らしている。

 エースの菅野は当初、開幕投手を務める予定だったが、WBCに参戦した他球団の先発投手同様、2カード目へ回してもらった。神奈川の東海大相模高出身。高校時代からの勝手知ったる球場でも苦手なものは苦手なのだ。相手の4番・筒香には昨季、打率.333、2本塁打と打たれている。

「菅野にとっても難しい登板です。チームの3連勝の勢いを止めるのは嫌だろうし、天下分け目のWBC準決勝の登板に比べれば重圧はないように見えて、これからは『日本のエース菅野は勝って当たり前』という違ったプレッシャーと戦うことになる。球場うんぬんなんてとても言えない立場ですからね」(門倉氏)

 巨人は昨3日、横浜スタジアムで夜間練習を行った。この日、42歳の誕生日を迎えた高橋由伸監督は「力でねじ伏せないといけない」とエースに注文をつけた。

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