投壊危機の巨人 育成契約・高木京に噂される早期一軍復帰

公開日: 更新日:

 巨人選手内で今、こんなことが囁かれている。

「京介、チャンスあるよな」「いや、マジで4月中にも支配下登録されるんじゃない?」「再契約後にトレードなんて話もあったけど、出せないでしょ、今の状況じゃ」

 野球賭博に関与して受けた1年間の失格処分が明け、育成選手として巨人復帰が決まった高木京介(27)には、1年間のブランクがある。高橋監督が「プレーを見て、その先どうなるか」と慎重になるのは当然だが、選手は早期の一軍復帰を予想しているのだ。

 それだけ、今のチーム状況がメチャクチャということだろう。オープン戦を最下位で終えた巨人のチーム防御率は、12球団でワースト2位となる4.27。これが、リリーフ陣に限ると、5・53とさらに跳ね上がる。

 昨季37セーブでタイトルを取った沢村(28)が右肩痛で離脱。巨人OBによれば「イップスのウワサも出ていて、開幕絶望はもちろん、復帰のメドが立っていない」という深刻な状況だ。その沢村の穴を埋める救世主として期待が高まる、164キロ右腕の新助っ人カミネロ(29)もしかし、オープン戦で対戦した某選手がこんな感想を漏らすから不安が募る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性