広島は泣き、巨人は救われ…セ審判“微妙判定”2連発の波紋

公開日: 更新日:

 そりゃ怒る。昨19日のDeNA戦の六回1死、広島田中が放った遊撃へのゴロがアウトになると、緒方監督がベンチを飛び出した。

「足が先だろ!」

 そう言わんばかりに一塁の山路塁審に詰め寄った。テレビ中継のスロー映像では明らかなセーフに見えたが、本塁を除くアウト、セーフの判定は覆らない。渋々、緒方監督も引き下がったが、それだけでは終わらなかった。

 七回2死一、二塁。小窪が遊ゴロを放ち、一塁へヘッドスライディング。これも完全にセーフのタイミングだったが、またも山路塁審はアウト判定。緒方監督、再びベンチを飛び出すといよいよ抗議が止まらない。

「おまえ、審判辞めろ!コラァ!!」

 鬼の形相で山路塁審を怒鳴り続け、退場処分となった。

 広島は結局、今永相手に1安打完封負け。代行で指揮をとった高ヘッドは「監督が怒るのも仕方ない」とかばったが、同日の巨人ヤクルト戦でも、審判の判定が波紋を呼んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ