投げ勝ったヤンキース田中 ボストン左腕セールとの因縁

公開日: 更新日:

 セールが昨季まで所属していたホワイトソックスは、若返りを図る方針から他球団に左腕のトレードを打診。エース級の補強を検討していたヤンキースは、同じホワイトソックスの左腕キンターナ(昨季13勝12敗)とともに獲得に動いたが、最終的に交換要員で折り合わず断念。同地区のライバルであるレッドソックスとの争奪戦に敗れた。セールがヤンキースに加入していれば、田中は「エース」の看板を剥奪されていたかもしれない。

 日頃は田中の投球に厳しい注文を付けるジラルディ監督は「好調のセールを相手に一歩も引かなかった。全てが良かった」と、この日ばかりは絶賛。

 田中はヤンキース首脳陣に潜在能力の高さをあらためて見せつけたわけだが、因縁の相手との対決でエースとしての意地もあったに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束