原因は「単調な投球」ヤンキース田中4連敗を評論家指摘

公開日: 更新日:

 昨季は31試合で14勝(4敗)をマークしたヤンキースのエース右腕を攻略しようと、他球団が目の色を変えるのは当然のことだ。

「今季の田中は状態が悪いわけではありません」とは、JスポーツのMLB中継で解説を務める評論家の三井浩二氏だ。

「時折、変化球が甘く入ることはあっても、抜けたり、逆球になるケースはほとんどない。むしろ投球スタイルに問題があると思う。田中はレッドソックス相手(4月27日)に、わずか97球で完封して以降、投球が単調になる傾向がある。本人が理想とするツーシーム主体の投球で結果を残し、それに固執しているのです。相手打者に手を出させるためにストライクゾーンで勝負し過ぎて集中打を浴びている。相手は田中の投球パターン、配球をかなり研究しているだけに、ツーシームより直球の割合を増やすなど、スタイルを変えなければ、今後も厳しいマウンドが続くと思う」

 田中が変えるべきは、投球フォームよりも頭の中身か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒