「川相3軍監督を1軍に」11連敗の巨人へOB広岡氏が打開策

公開日: 更新日:

 試合を見ていても、今の巨人はバントミスやら守備の乱れが目立ちます。守備でいえばキャッチボールからおざなりになっているんじゃないかと思います。今の子たちは送球時の人さし指の使い方がうまくない。だから送球が安定しない。

 それに巨人の選手たちは心なしか太っているように見えます。村田も阿部も、菅野もそうです。みんなずんどうでユニホーム姿が映えるのは坂本くらいです。ウエートトレーニングが主流とはいえ、目方だけ増えたらパワーがつくと思っているとしたら間違いです。キャンプから基本となる走り込みをしっかりやっていないからでしょう。

 監督たるもの、コーチを育てるという意識で臨まないといけない。高橋監督は経験がないから難しい部分はあるけれども、やれることはあります。彼はベンチでサインを出さないでしょう? 監督なんですから、一番前に立って戦うべきです。キャンプで選手にやらせたことがサインの裏付けになるわけですけど、そういうものがないから出せないのかもしれません。

 加えてコーチはもっと、「指導に責任を持て」と言いたい。選手のデキが悪いのは教育が悪いのです。生え抜きでも外様でも関係ありません。最近、村田ヘッドコーチがマスコミを通して選手に厳しいことを言っています。僕は彼に電話をして、「どんどん言いなさい」と言ったことがあります。弱いチームを強くするためには選手が成長しなければならない。今は選手に遠慮がちで厳しいことを言うコーチが少ないと感じます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景