ホークスで相次ぐ主力離脱 代役4番デスパイネも病院行き

公開日: 更新日:

 4番がまたアクシデントに見舞われた。

 11日の阪神戦。試合中の走塁で右足を痛めたソフトバンクのデスパイネ(30)が、そのまま病院行きである。 三回1死一、二塁で松田が二塁打。スタートを切った二塁走者のデスパイネが175センチ、95キロの巨体を揺らして三塁ベースを蹴った直後、痛みに顔を歪ませた。右足を引きずりながら本塁に生還したものの、次の打席で代打を送られた。

 ソフトバンクは、4番の内川が2日のDeNA戦で首を痛め、頚椎捻挫で登録抹消されたばかりだ。その代役のデスパイネも病院で「右太もも裏の肉離れ」と診断され、離脱が決定。この日は、10日の試合でファウルチップを右手中指に受けた捕手の高谷も骨折で登録抹消された。すでに先発3本柱の和田、武田、千賀を故障で欠いており、セットアッパーのスアレスも右ヒジ靱帯の再建手術で今季絶望となっている。

 さしもの工藤監督も「いるメンバーでやるしかない」と沈痛の面持ちだったが、次カードの相手は、再び連敗が始まった巨人。せめてもの救いか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    金足農・吉田大輝は「素質は兄・輝星以上」ともっぱらだが…スカウトが指摘する「気がかりな点」

  2. 2

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  3. 3

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  4. 4

    参政党・神谷代表が予算委デビューでダサダサ提案 ムキ出しの「トランプファースト」に石破首相もNO

  5. 5

    金足農(秋田)中泉監督「やってみなくちゃわからない。1試合にすべてをかけるしかない」

  1. 6

    ドンが次々に退く“昭和の芸能界”の終焉…権力集中、ムラ社会化したいびつな世界だった

  2. 7

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  3. 8

    8.31に「備蓄米販売リミット」が…進次郎農相は売れ残りにどう落とし前をつけるのか?

  4. 9

    世耕弘成氏がもたらした和歌山政界の深いミゾ…子飼いの参院議員が自民から除名、“紀州戦争”の余波続く

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明