ミラン戦力外の本田圭祐に豪「Aリーグ」移籍急浮上の裏

公開日: 更新日:

 2018年ロシアW杯のプレ公式大会「コンフェデレーションズ杯」にアジア代表として参加しているオーストラリアから、セリエA・ミランを正式退団する日本代表FW本田圭佑(31)が「移籍先をオーストラリア1部Aリーグに絞った」という情報が飛び込んできた。

「Aリーグで優勝を争っているシドニーFC、メルボルン・ビクトリーが、即戦力でもありアジアでのプロモーション活動にプラスになると興味を持ち、本田自身も大きな関心を寄せているともっぱらです」(サッカーライター)

 ミランで戦力外が長く続き、試合勘を失ってハリル日本のベンチ要員となった本田。ロシアW杯のメンバーに入るためには、主軸選手として常時プレーできるクラブに移籍することが必要。

 試合を通してコンディションを整え、ロシアW杯に出場して現役を引退。その後、国際派ビジネスマンに転身するというのが、本田の描いている青写真といわれている。

「欧州各国リーグと比べるまでもなく、オーストラリアのAリーグとなると都落ち感も甚だしいとはいえ、本田ならではの事情もある。実は、本田は時差ボケに苦しむタイプ。欧州移籍にこだわって試合に出たり出なかったりの上に、代表招集のたびに7時間前後の時差に苦しむよりも、1~2時間のオーストラリアで主力としてプレーした方が、日本代表で好パフォーマンスを発揮するのに都合が良いのは確かです」(前出のライター)

 新天地にオーストラリアを選ぶ可能性はある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった