イラク戦ドローで露呈 ハリル日本vs豪州戦に“3つの不安”

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 ハリルホジッチ日本代表は、酷暑のイランから「勝ち点1」を持ち帰るにとどまった。テヘランで行われた18年ロシアW杯アジア最終予選イラク戦が、1―1の引き分けに終わったからである。

 日本は前半8分に右CK。FW大迫勇也が、バックヘッド気味のワザありシュートを決めた。しかし、ここからイラクのペースで試合が進んだ。

 試合後、大迫が「1点を取った後に重心が下がり、2点目を取りに行く意識がないのが残念」とコメントしたが、攻めあぐんだ日本は後半27分に同点に追い付かれると万事休す。既にW杯予選B組敗退が決まり、目標を失っているイラク相手に痛恨のドロー劇である。

 何とか勝ち点17でB組首位をキープした日本だが、最終予選の残り2試合の相手は、勝ち点16で3位のオーストラリア(8月31日)、そして同16で2位に付けるサウジアラビア(9月5日)である。

 強豪相手に結果次第では3位に転落し、W杯自動出場を逃して予選A組3位とのプレーオフに回る可能性もある。

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