ハム大谷に評価急落の危機 米スカウトが“危険な兆候”指摘

公開日: 更新日:

■無意識に右足をかばうしぐさ

 押し出し四球があろうと高い評価に影響はないというのだが、この日の大谷の投球を見たメジャーのあるスカウトは、「ただ、ちょっと気になる点はありましたね」と、こう言った。

「大谷はそもそも立ち上がりの悪いピッチャーです。30球の制限がある中で、ベストの投球をしろというのが無理な話でしょう。おまけに今季初登板。予定の球数を無事に投げ終えただけでよしとすべきだと思いますね。気掛かりなのは投げるときに軸足、つまり右足を気にしている点。無意識かもしれませんけど、かばっているように見えたのです」

 大谷は昨年の日本シリーズの最中に右足首を痛めた。それが原因で3月のWBCを辞退。野手として全力疾走できない状態で開幕を迎え、左太もも肉離れまで患った。その結果、約2カ月間、離脱を強いられた。

 左太ももを痛めた前回の轍を踏まないよう、今回は大事を取った上での復帰らしいから、大谷の両足は周囲が想像する以上に回復しているに違いない。

 すでに全力疾走だってやろうと思えばやれるくらいの状態なのだろうが、「無意識のうちにかばう」しぐさが見られるのは「危険な兆候」だと前出のスカウトがこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動