ハム大谷に評価急落の危機 米スカウトが“危険な兆候”指摘

公開日: 更新日:

「出力を上げるという意味では問題なかったんですけど、制御することができなかった。課題が残る内容でした。反省を次に生かせるよう、しっかりと調整していきたい」

 日本ハム大谷翔平(23)が登板後、こう言った。

 12日の対オリックス戦。今季初の一軍マウンドは1回3分の1を投げて2安打、2奪三振、3四球、4失点とボロボロだった。

 ネット裏にはメジャースカウトがズラリ。ドジャース、レンジャーズ、レッドソックス、ツインズに加え、ヤンキースのスカウトも姿を見せた。

「ヤンキースのスカウトは10日から今回の3連戦をチェックしている。なので大谷が10日、DHでスタメン出場した試合も見ています。今オフにもメジャー移籍の可能性があるだけに、ケガの回復具合を確かめにきたのでしょう。どの程度、動けるようになったのか判断しているのです」

 と、さる代理人関係者がこう続ける。

「他球団のスカウトもだいたい似たような目的ですよ。この日の大谷は球数も29球だし、言ってみればメジャーのスプリングトレーニングで初めて投げたようなもの。制球が定まらずに4失点だろうと、結果自体はまったく問題ない。オフに右足首の手術が必要? だからといってメジャーの大谷に対する評価が下がるわけではありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾