ハム大谷に評価急落の危機 米スカウトが“危険な兆候”指摘
「出力を上げるという意味では問題なかったんですけど、制御することができなかった。課題が残る内容でした。反省を次に生かせるよう、しっかりと調整していきたい」
日本ハムの大谷翔平(23)が登板後、こう言った。
12日の対オリックス戦。今季初の一軍マウンドは1回3分の1を投げて2安打、2奪三振、3四球、4失点とボロボロだった。
ネット裏にはメジャースカウトがズラリ。ドジャース、レンジャーズ、レッドソックス、ツインズに加え、ヤンキースのスカウトも姿を見せた。
「ヤンキースのスカウトは10日から今回の3連戦をチェックしている。なので大谷が10日、DHでスタメン出場した試合も見ています。今オフにもメジャー移籍の可能性があるだけに、ケガの回復具合を確かめにきたのでしょう。どの程度、動けるようになったのか判断しているのです」
と、さる代理人関係者がこう続ける。
「他球団のスカウトもだいたい似たような目的ですよ。この日の大谷は球数も29球だし、言ってみればメジャーのスプリングトレーニングで初めて投げたようなもの。制球が定まらずに4失点だろうと、結果自体はまったく問題ない。オフに右足首の手術が必要? だからといってメジャーの大谷に対する評価が下がるわけではありません」