全英OP14位の松山「切り替えられず」 1番OBから意気消沈

公開日: 更新日:

 追いかける方が先にコケたら勝負にならない。

 得意のスプーンを手にしながら、松山英樹(25)は1番パー4のティーショットを右に大きく曲げて、いきなりOBのトラブルに見舞われた。

 4アンダー・5位タイ発進の最終日は、単独首位のスピースとは7打の差があった。

 だが、メジャーは独特な雰囲気があり、ビッグネームでも守って楽々逃げ切りとはいかず、どこかで必ずドラマが起きる。

 実際、勝ったスピースも13番までに4つもスコアを崩してトップの座を一度明け渡している。

 最終組から2組前でプレーする松山が先にスコアを伸ばしていけば、後続組にプレッシャーをかけて、逆転優勝の目も少なからずあったはずだ。

 松山の今季メジャーは最終日に爆発しており、マスターズは67で回り、28位発進から11位フィニッシュ。全米オープンは66で回り、14位発進から自己ベスト2位と粘り強さがあった。今回も伸ばしてくる、と期待したファンは多かった。ところが初っぱなに崩れた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲